カフェの勘定皿3枚セット

70,00

蒸留酒Absinthe(日本ではアブサンと呼ばれています)の、グラスの受け皿。
1930年代から1950年代ごろまで実際にカフェで使われていた業務用品です。

在庫1個

説明

19世紀から20世紀の初めまで、カフェでよく飲まれていた蒸留酒Absinthe(日本ではアブサンと呼ばれています)の、グラスの受け皿で、アブサンのほかにもワインなどのグラスで提供される飲料に使われました。

リムの部分に飲みもの1杯の価格が書かれていて、木製のテーブルを水滴から守るコースターが、同時に請求書がわりでもあったことがわかります(古い写真資料を調べたところ、カウンターで立ち飲みの場合には、この受け皿は使われなかったようです。カウンターの天板は丈夫な亜鉛製なのでコースターが要らず、代金は直接バーマンに支払うので請求書も不要)。

長居して何杯も飲む客の前にはこの皿が積み上がっていたのだろうか、などと想像すると、現代の日本の回転寿司屋のシステムにも似ている気がして面白いです。

エドガー・ドガの「アブサン(1874年)」や、ラモン・カザスの「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレットのマドレーヌ(1892年)」などの19世紀の絵画にも、このタイプの勘定皿が登場しています。

ソーサーとしてコーヒーカップの下に敷いたり、パフェを盛った脚つきグラスの受け皿にしたり、クッキーや饅頭などの小さめのお菓子用の小皿としてなど、楽しい使い方がいろいろ思い浮かびます。
業務用品なので分厚くて丈夫、そしてなんと言っても、昔のスタイルで書かれた数字の付いているところが魅力。

 

追加情報

重さ 0,2 kg
サイズ 12,8 × 12,8 × 2,2 cm

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