バスク模様のスープ皿、店主が個人的にも毎日愛用中のBéarnシリーズ(HBCM窯)。

フランスでのバスクブームが起こったのが1920年代と言われ、Béarnという名の航空母艦が現役で活躍したりしていたのが1920年から1945年まで。
デパートLe Bon Marchéの1931年発行カタログ裏表紙にバスク模様の食器とテーブルクロスが紹介されていることからも、当時のバスクデザイン熱が伺えます。当時流行したアール・デコの直線的デザインにも、よく合っていたのでしょう。

円周を取り囲む赤い2本線は手描き、青い短い線はステンシルの、トリコロールで力強いデザイン。2001年公開の映画「アメリ」の中にも、バスク模様の食器が何度か登場します。



1937年撮影の大西洋郵便業務を担っていた小型船内での宴席の写真の中にも、その姿を見つけました。

