バスク模様スープ皿(Béarn)

2015年8月10日
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SOLD

バスク模様のスープ皿、店主が個人的にも毎日愛用中のBéarnシリーズ(HBCM窯)。
フランスでのバスクブームが起こったのが1920年代と言われ(ベアルン地方出身の
Louis Barthouが1920年代を通して閣僚を務めていたことと関係があるのかどうかは不明)、Béarnという名の航空母艦が現役で活躍していたのが1920年から1945年まで。デパートLe Bon Marchéの1931年発行カタログ裏表紙にバスク模様の食器とテーブルクロスが紹介されていることからも、当時のバスク熱が伺えます。当時流行したアール・デコの直線的デザインにも、よく合っていたのでしょう。
GienやBadobvillerなど他の窯で作られたバスク模様の食器は1940年前後製の物を見かけることがが多いのですが、このHBCMのBéarnシリーズは1930年代の品だと考えています。円周を取り囲む赤い2本線は手描き、青い短い線はステンシル。フランスらしい色遣いにシンプルで力強いデザイン、2001年公開の映画「アメリ」の中にも、バスク模様の食器が何度か登場します。1937年撮影のフランス海軍小型戦艦内での宴席の写真の中にも、その姿を見つけました。

サイズ  : 直径23,5 /高さ3,3(cm)
重さ : 374gと443g(それぞれ重さが違います)
裏面にBéarn HBCM Franceの刻印と、絵付け職人のサイン(赤色で書かれた線や点)、アルファベットとクローバーマークなどの刻みがあります。

小さなシミや細かなカトラリー傷はありますが、ほぼ未使用と言っても良い状態で、欠けやヒビは無いです。釉薬の掛けムラと色飛び、釉掛け前に付いた小さな凸凹は、古い手工業製品に頻繁に見られる特徴であり、また、それこそが味わい深い魅力でもあります。
急激な温度変化は避けた方が無難です。現代の食洗機、電子レンジに耐えうるかどうかは保証できません。
洗う時は、傷を付けないように柔らかいスポンジを使用してください。また、色が濃く水分の多い食品が触れた状態のまま長時間放置すると、貫入状に色が沈着する恐れがあります。焼き締めが比較的柔らかい陶器や半磁器(FaïenceおよびPorcelaine opaque)の取り扱い留意点として、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

*この品については、まとめ買い時の割引は適用外とさせていただきます、あしからずご了承ください。

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デパートLe Bon Marchéのカタログ(1931年発行)の裏表紙に掲載のバスク模様の食器とリネン類。

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小型戦艦上の宴席の写真(1937年撮影)にもバスク模様の食器が。

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映画「アメリ」の中に登場する、デザイン違いのバスク模様の水差し、スープ皿、デザート皿。

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